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読書『真田三代 上・下』火坂雅志 〈越谷の整体 流カイロプラクティック院〉

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こんにちは!


今年の大河ドラマ『真田丸』の予習も兼ねて、火坂雅志さんの『真田三代』を読みました。

施術中、色々な話に飛ぶのですが、意外と大河ドラマをチェックしていると役に立つことがあるんです(^^)


真田氏の話となると、いかに幸隆・昌幸・幸村が知恵・智謀を使い生き残りを謀り、華々しく散っていったかにスポットがあてられますが、この本は、そこに真田氏の上田・沼田の地に対する価値観に軸を置いて、真田氏の歴史が描かれています。


幸隆が根拠地・上田と悲願の地・沼田への真田氏の執着を生み、息子・昌幸は上田・沼田を守るために「卑怯者」と言われながらも、主人を次々に変えるという選択をします。ところが孫・幸村は同じく上田・沼田を守るために豊臣氏への忠誠を貫くという、同じ価値観に根差しながら昌幸と全く別の行動をし、華々しく散っていく。


とても火坂さんらしい、分かりやすく筋の通ったストーリー展開でした。


個人的には80歳まで生き、真田家を献身的に支え続けた幸隆の弟・矢沢頼綱が印象に残りました。真田家の長老になり、甥・昌幸の良い相談相手になりつつ、昌幸のやり方を尊重して助けたり、幼少時の幸村を山に連れて行って遊びながら鍛えたりする描写から、真田三代の歴史の陰には子に人ありだなぁと思いました。


それにしても火坂雅志さんが、1年ほど前に58歳で亡くなられたのはとても残念です。『天地人』と『軍師の門』も読んだことがあるのですが、歴史初心者でも非常に読みやすいさわやかな読後感のある文章でした。


他の作品も読んでみたいと思います。


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