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本当に坐骨神経痛? 〈越谷の整体 流カイロプラクティック院〉
~坐骨神経痛改善なら越谷の整体「流カイロプラクティック院」へ~
こんにちは!
今日は先日いらした間歇性跛行の50代女性のお話です。
間歇性跛行(カンケツセイハコウ)とは
歩き始めて15~30分くらいで足の筋肉が脱力し始め、
それ以上歩けなくなってしまう症状です。
中腰姿勢などで少し休むとまた歩けるようになります。
この症状の多くのパターンは
歩行姿勢で坐骨神経が圧迫されることにより、
神経伝達が阻害されて起こります。
整形外科で画像診断の結果、
異常があれば椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの
診断名が下されますが、
これといって画像診断上の問題がなければ
「坐骨神経痛の一種」と判断されるようです。
この患者さんは後者で
「画像診断上問題ないのでリハビリをして下さい」
と言われたので、その通りにリハビリに通ったのに
全然良くならないので来院されました。
実際に施術をしてみると坐骨神経痛に関係する筋肉は
意外と柔らかくほぐれやすかったのですが、
症状の改善具合とほぐれ具合にギャップを感じる感想でした。
実は間歇性跛行には先にご説明した神経性の他に
血管性の原因があるケースがあります。
この場合は太ももの動脈が詰まることで、
筋肉が酸素不足になり脱力が起こります。
私は手から得た違和感から
血管性間欠跛行の検査を受けるようにおすすめしました。
後日、この患者さんが院に訪れたので詳しくお聞きすると、
やはり太ももの血管が詰まっていて
すぐにステントを入れて血管を拡張する
カテーテル手術をすることになったそうです。
手術後は快調で間歇性跛行の症状は全くないと
喜んでいただけました(^0^)
私としては整形外科が「坐骨神経痛」と言ったものを
否定するようなアドバイスに抵抗を感じましたが、
思い切ってご説明をして喜ばれて本当に良かったです。
改めて経験により手の感覚を磨くことの大切さを
再認識しました。
今後も様々なケース・症状を勉強して、
より的確なアドバイスを患者さんにできるよう精進いたします。
越谷の整体
流カイロプラクティック院
院長 流 岳史
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