ホーム > 2015年09月17日

記事一覧

越谷今昔~地名の由来 大袋・袋山・千間台 <越谷の整体 流カイロプラクティック院>

ファイル 207-1.gifファイル 207-2.gif

~腰痛改善なら越谷の整体「流カイロプラクティック院」へ~


こんにちは!


地歴オタクの私が越谷の地盤高低図を見ていたら、ちょっとした発見がありました!

ので、久し振りに趣味の記事を(笑)


大袋地区で育った私がよく耳にした言い伝えに、「元荒川に架かる〆切橋(しめきりばし)は、元荒川の流れを変える際に水門となった場所」というのがあります。


それとは別に「大袋駅周辺の旧地名は根川原(ねがわら)というので、おそらく昔の元荒川の川原という意味だろう。」とも聞きました。


が、誰一人元の元荒川の流れていた経路は知らず・・・


謎のままか?と思って数年、今回の大雨で越谷市洪水ハザードマップを引っ張り出してきたのですが、それに地盤高・高低図というのがあったので見たところ、〆切橋から始まり大袋駅をかすめるように帰ってくる昔の川の名残りっぽい地形が!!


大袋の地名の由来は「川に囲まれた地形が袋に包まれているようだから」。まさしくそのような曲線が描けました!(^^)!

恐らく私の実家のある「袋山」という地名も「大袋の山」という意味なんですね。確かに高低図では袋山の久伊豆神社周辺が一番高くなっています。


アハ体験(笑)


因みに今回の大雨で増水したせんげん台駅前を見て、「全然、台地じゃないじゃん」的な発言を見聞きしたのですが、ちょっと惜しい。


「千間台」の地名の由来は、昔、この辺り一帯が湖のようになってしまうほどの水害に見舞われた時に(利根川の氾濫か?)、1,000間四方の土地が水害を免れて島のように浮いていたのが由来とか。

※1間(けん)=約1.8m


ところが、そこは昔の人の目測。実は現在の千間台地区ではなく、別の地域だったという話です。

(『越谷の歴史物語』という本に書いてあったような・・・)

その別の地域がどこだったかは忘れてしまったのですが、高低図を見ると大袋地区の千間台寄りの辺りかな?という気がします。


以上、マニアックなレポートですが、クライアントさんと話していても「越谷は山も海も名物も何もないけど、災害もないから暮らしやすいねぇ」とよく聞くのですが、元々は水害の多かった地域です。越谷市ハザードマップを見ても利根川の氾濫を大変警戒しており、その氾濫時には越谷市の約半分が1m以上浸水する予測になっています。


今すぐの危険ではありませんが、温暖化の進展につれて強力になる台風に備えて、水害時の避難行動を確認しておく備えも必要かな?と思った心配性の院長でございますm(__)m

越谷の整体

http://nagare-chiro.com

流カイロプラクティック院

院長  流 岳史


越谷駅 肩こり 腰痛 頭痛 膝痛 ぎっくり腰

http://nagare-chiro.com

  • 2015/09/17 過去の「院長ブログ 」をみる